「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」
新約聖書、コロサイ2章3節
このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。
勝田令子先生のお話
(6月19日の礼拝で話されたものです。)
聖書:使徒言行録2:1-13
今日は何の日か、皆さんはご存知ですか?そう、花の日ですね。神様は、この世に沢山の植物をお与え下さいました。四季折々、いろいろな花が咲きますね。私も花が好きで、花を見ていると、疲れた時も心が休まり、こんな花をお与え下さった神様に、心から感謝いたします。
もう一つ、今日はペンテコステです。ペンテコステって、何のことなのでしょう?先程お読みいただいた聖書、使徒言行録二章一節には、「五旬祭の日が来て」とあります。五旬祭というのは、ユダヤの三大祝祭日の一つです。普段はエルサレムに来ることの出来ないユダヤ地方以外に住むユダヤ人も、この日にはエルサレムにやって来ます。ユダヤ人だけでなく、いろいろな国の人が沢山集まる日がこの五旬祭でした。五旬祭は、過越祭から数えて50日目に当たります。そこで、ギリシャ語で50番目を意味するペンテコステと呼ばれるようになりました。この五旬祭の日に、イエス様を信じる人達は一つ所に集まっていました。イースターの日に復活されたイエス様は、地上での40日間の生活を終えられ天に上られました。残された弟子達はどんな感じだったのでしょう?よみがえって下さったイエス様が、天に上られてしまってこれから自分達はどうしたら良いのだろうと不安になり、みんなで一ヶ所に集まり、祈り続けていたのでしょう。
すると、使徒言行録二章二節「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。」とあります。ちょっと想像してみてください。凄い風が吹いてきて、その風が響き、炎のような舌がお弟子さん一人一人の上にとどまったのです。すごい光景ですね。四節「すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、他の国の言葉で話し出した。」とあります。聖霊である神様が、集まっていた一人一人の上に降ります。舌というのは聖霊です。この出来事は、イエス様によって予告されていました。炎のような聖霊が一人一人の上に降りると、不思議なことに、そこにいた人々は、それぞれ違う言葉で話し出したのです。それまで聞いたことのない言葉でイエス様の弟子達が話し出したので、周りの人々は驚きました。七節には、「話しをしているこの人達は、皆ガリラヤ人ではないか」と言っています。勉強もしていないガリラヤの人々が、突然外国の言葉をすらすらと話し出したので、周りにいた人達は驚いてしまいました。神様はこのことによって、世界中の人々に、イエス様が救い主であることが広まるようになされたのです。その後、弟子達によって、多くの国々にイエス様の教えが伝えられ、世界中に教会が建てられ、現在23億人もの人々が、イエス様を救い主として信じています。ペンテコステというのは、イースター、クリスマスと共にこの世に初めて教会が建てられた大切な日です。神様は、今も、私達に聖霊を送って下さり、私達を守り、導いてくださっています。神様の守りを感謝し、イエス様の救いを信じて、これからも、教会に来ましょうね。
10月の御言葉
「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」
マタイによる福音書6:33
10月の教会学校礼拝
(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)
★ お話の聖書箇所と担当の先生
聖書 | お話 | |
10月 6日(日) | 出エジプト記3:14~15 | 藤野美樹 先生 |
13日(日) | マタイによる福音書6:33 | 藤野雄大 先生 |
20日(日) | イザ書55:8~13 | 斉藤紀 先生 |
27日(日) | 列王記(上)17:8~16 | 興津晴枝 先生 |
成宗教会学校からのお知らせ
- 11月24日(日)より、毎月原則第4週の日曜日に、「大人と子どもの合同礼拝」を守ることになりました。
- 時間は大人の礼拝の時間、10時半からです。第四週日曜日には、いつものような教会学校の礼拝はありませんので、ご注意ください。
- 子どもだけでなく、ご家族もご一緒に、ぜひ合同礼拝にご参加ください。お待ちしています!