2019年7月号

「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」

新約聖書、コロサイ2章3節

このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。


山口智代子先生のお話

(4月14日の礼拝で話されたものです。)

聖書:マタイによる福音書27:45~61

今日のお話は、十字架にかけられて、苦しまれて、死なれるイエス様の姿が描かれています。悲しくて辛い場面です。

イエス様は、捕らえられて、大祭司の屋敷の中庭へ連れていかれます。弟子は皆逃げてしまいました。ペトロだけが、大祭司の家の中庭で遠くからイエス様が裁判にかけられている様子を見ていました。すると、その屋敷の女中が、ペトロに近づいてきて「あなたもガリラヤのイエスと一緒にいた」と言いました。ペトロは、「何を言っているのかわからない」と言いました。また別の女中が「この人はナザレのイエスと一緒にいました」と言いました。そこでペトロは再び「そんな人は知らない」と否定しました。そこにいた人々が近寄って来て「おまえもあの連中の仲間だ」と言いました。それに対してまた「そんな人は知らない」と言いました。

イエス様の仲間だと言うと自分も捕らえられて殺されてしまうかもしれません。ペトロも私たちと同じように弱い人間でした。

イエス様はその何時間か前にペトロに「鶏が鳴く前にあなたは三度わたしを知らないと言うだろう」とおっしゃっていました。イエス様はペトロがこうなってしまうことをご存知だったのです。それでもイエス様はペトロを愛しておられたのです。

イエス様は死刑を宣告されて、ゴルゴダの丘という所で十字架にかけられています。金曜日の午後のことでした。イエス様は何も悪いことはしていないのに十字架の刑になってしまいました。お昼の時間なのに真っ暗でした。十字架に磔はりつけになっているのですから、とっても痛いし苦しいです。あと何時間も苦しんで死ぬまで磔はりつけになっていなければいけません。昼の12時に、あたりは暗くなりました。それが3時まで続きました。3時頃イエス様は大声で叫ばれました。「わが神よ、わが神よ、なぜわたしをお見捨てになったのですか」

イエス様は神様の御子なのにこの言葉は、イエス様にふさわしくないと思ってしまうと思うのですが、イエス様はお祈りをされているのです。私たちは、本当に辛い時や苦しい時は、お祈りができなくなることがあります。仲のいいお友達が急に亡くなってしまったことがありましたが、そのような時はお祈りすることが出来ませんでした。「神様、どうしてですか?」と思ったりしました。

イエス様は、身近にいた弟子達に裏切られ、見捨てられました。人に裏切られ見捨てられるのはつらいことですが、神様が支えて下さるという希望があるから立ち上がれます。でも、神様に見捨てられたら、誰も立ち上がることはできません。

イエス様は、神様に見捨てられるほど苦しい時に、神様を呼ばれて祈られたのです。絶望のの中にあっても、神様に信頼をおき、神様に従われたのです。イエス様は私たちの罪のために十字架におかかりになりました。私たちが見捨てられる代わりにイエス様が見捨てられました。本当は私たちが神様から見捨てられるはずだったのが、イエス様が私たちに代わって下さったのです。

何の罪もないイエス様が、私たちのために神様に見捨てられる。このことで、イエス様が神様の御子であることが明らかになりました。この十字架の死によって、人間の罪を赦して下さったからです。神の御子のイエス様が、私たちを救うために、私たちに代わって、神に見捨てられ、神様の裁きを受けて下さったので、私たちは罪赦されて救われました。聖書の箇所に「しかし、イエスは再び大声で叫び、息を引き取られた。そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震がおこり、岩が裂け、墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる者たちの体が生き返った」 とあります。

この一部始終を見ておいた百人隊長たちは、「本当に、この人は神の子だった」といいました。私たちも「この方は本当に神の子です」と告白する礼拝を毎週日曜日にお捧げしていきます。皆さんも頑張って、出来るだけ礼拝に出席して下さい。

7月の御言葉

「わたしは主に望みをおき、わたしの魂は望みをおき、御言葉を待ち望みます。」

詩編130篇5節

7月の教会学校礼拝

(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)

★ お話の聖書箇所と担当の先生

聖書 お話
7月7日(日) 出エジプト記16:13~21 藤野美樹先生
  14日(日) マタイによる福音書15:10~20 藤野雄大先生
  21日(日) ルカによる福音書12:13~21 焦凝先生
  28日(日) 詩編130:1~8 興津晴枝先生

成宗教会学校からお知らせ

  • 8月18日(日)は「夏休み一日教会学校」です。大人と子供の合同礼拝をしたあと、バーべキューやスイカわり、ゲームなど楽しいプログラムを計画しています。ぜひお友達を誘って、ご参加ください!

時間 10:30~16:00  場所 成宗教会  参加費 500円

  • 礼拝でのお話は小学校高学年~中学生にもわかりやすく語られます。礼拝後の活動は幼少~小学生向きですが、何歳でも楽しく参加することができます。中高生の皆さんは、大人の礼拝にもご参加をおすすめいたします。礼拝時間は10時半~11時半です。親子連れの方も、どうぞいらしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年6月号

「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」

新約聖書、コロサイ2章3節

このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。


斉藤紀先生のお話

(5月19日の礼拝で話されたものです。)

聖書:申命記4章15-19節

旧約聖書に、出エジプト記という項目があります。昔昔、エジプトで奴隷になって働かされていたイスラエルの人たちを、モーセが率いてカナンの地まで連れてゆく物語です。苦労してエジプトを脱出、そしてシナイ山で、モーセは神様との約束を石に刻みました。これが有名な十戒です。モーセがシナイ山にこもり、パンも水も口にしないでひたすら神様と会話をして、石に刻んだと言われています。全部で10項目あります。第1番めが「あなたは私のほかに何者をも神としてはならない」 2番めが「あなたは自分のために刻んだ像を作ってはならない(神様でないものをつくって拝んではならない)」です。今日の勉強の箇所は、この十戒の2番目、偶像を作ってはならないというところです。自分のために、どんな形の像も作って拝んではならないと、今日の聖書箇所にあります。神様は目に見えない方です。神様の形を作って、拝むというのは、いけないことなんです。なぜかというと、神様の形を木とか、石膏とか、そうだ、高価な高いもので作ればお金がたくさんかかったのだから心がこもるかなと思って、金で作ってもいけません。木は燃やせば灰になります。灰の中には神様はいらっしゃいません。石膏も同じです。壊せば白い粉になってそれだけです。白い粉の中には神様は存在しません。金もそうです。溶かしても、金です。金は1000℃ちょっとくらいで溶けますけれど、融けて塊になっても神様は現れません。どうしてでしょうか。金の中に神様はいらっしゃらないからです。要するに、木にしろ、石膏にしろ、金にしろ、それは神様ではないのです。

神様ではないものを神様として拝むことは、いけないことなのです。イスラエルの人たちは、神様によって自由を与えられ、奴隷から解放されました。でも、それには守られなければならないことがあったのです。それが十戒です。モーセがシナイ山に登って、神様と対話をしているときに、なかなか下りてこないので、ふもとで待っていた人たちは不安になって、金で子牛を作って拝んだりしましたがこれを知った神様はたいそうお怒りになりました。人間は大変弱いものですから、神様が目に見えないので不安になって、金の偶像を

作ってしまったのかも知れません。でも、まことの神様は天にいらっしゃいます。天にあって、私たちを愛し、恵みを下さり、そして正しい方向に導いて下さっているのです。このことを忘れないでください。

私はこの十戒が刻まれた石を見たいと思っているのですが、まだ発見されていません。十戒の石版は石ですから、どこかで土に埋もれているのではないかと思っています。モーセの時代は、はっきりとは分からないのですが、紀元前12-3世紀ではないかと言われています。

この石版は、契約の箱という箱に収められ、エルサレムの神殿に安置されていた時代もあったのですが、よその国の王様が攻め入ってきて、神殿を壊したころから、行方が分からなくなりました。コピー機のような便利なものが無い時代ですから、私はきっとこの石版の複

製品が何枚かあるのではないかと思っています。そのうちきっと土の中から掘り出される日が来ると期待しています。なぜかというと、この石版よりもっともっと古いものが、近代になって土の中から出てきているのです。ですから、モーセの十戒の石版もそのうちに発見されるかもしれませんね。

6月の御言葉

「愛する人たち、自分で復しゅうせず、神の怒りに任せなさい。「『復しゅうはわたしのすること、わたしが報復する』と主は言われる」と書いてあります。」

ローマの信徒への手紙12:19

6月の教会学校礼拝

(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)

◎ お話の聖書箇所と担当の先生

聖書 お話
6月2日(日) マタイ12:1-8 藤野美樹先生
  9日(日) 使徒言行録2:1-13 勝田令子先生
  16日(日) 箴言23:22-25 藤野雄大先生
  23日(日) ローマの信徒への手紙12:19-21 興津晴枝先生
  30日(日) 創世記2:18-25 藤野美樹先生

成宗教会学校からお知らせ

 

  • 6月9日はペンテコステ・花の日礼拝です。教会のお誕生日です。
  • 礼拝でのお話は小学校高学年~中学生にもわかりやすく語られます。礼拝後の活動は幼少~小学生向きですが、何歳でも楽しく参加することができます。中高生の皆さんは、大人の礼拝にもご参加をおすすめいたします。礼拝時間は10時半~11時半です。親子連れの方も、どうぞいらしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月号

「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」

新約聖書、コロサイ2章3節

このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。


興津春枝先生のお話

(これは4月28日の礼拝で話されたものです。)

聖書 出エジプト記20章1~21節

「神様からの恵みの言葉 十戒」

「十戒」とはなんですか。について学びましょう。

教会で私たちが大切にしている三つのことがあります。

1. 主の祈り こう祈りなさいとイエスさまが教えて下さいました。

2. 使徒信条 ~を信じます。という信仰告白です。

3. 十戒   神様がモーセを通してシナイ山でイスラエルの民」にお与えになった十のご命令のこと。

イエスさまがお生まれになるずっと昔のことで旧約聖書の時代のことなので、今の私たちにはもう関係ない、あんまり重要なことではないのでは。それに「~してはならない」という言葉が十もあってとても厳しくて守ることなど出来ないと思うかも知れませんね。神様を信じることは窮屈で自由がなくなるということなのですか?疑問がわいてきます。

ではなぜ、神様はイスラエルの民に「十戒」をお与えになったのでしょうか。

400年もの間にエジプトで増え続けたイスラエル人の力を恐れ嫌っていたファラオ(王)は民を奴隷として重労働で酷使し苦しめました。民は神様に助けを求めます。その苦しみ嘆く声を聴かれた神様に選びだされたのがモーセです。ファラオの元へ行って民をエジプトから脱出させることを承知させるようにとのご命令。自分のいうことなど信じてもらえないしなど思いつく限りの言い訳でハイと言わないモーセ。神様は言われました。「おまえには私がついている」。ついにモーセは行って神様のお力で数々の奇跡をおこします(ナイル川ノ水を血に変えるなどなど)が、ファラオの頑固な心は変わりません。ついに神様はあらゆる災害をエジプトの上に起こします。ファラオは自分の長子(一番上の男の子)が死んで

しまい、とうとう叫んだのです「今すぐ、出て行け!」モーセと民は昼は雲の柱、夜は火の柱となっての神様の導きで砂漠の道を進み「葦の海」までやってきて野宿をしていました。そこへまた心変わりをしたファラオの軍勢がすぐ後ろまで追ってきたのです。追いつかれた民を神は「葦の海の軌跡」によって救われました。海の水が真二つに左右に分かれてできた道を民は逃げ進みました。そのあとを追ったエジプト軍は元に戻った波によって溺れ死んでしまったのです。その後3か月、神様のお守りによって水も食べ物もあたえられた民はシナイ山の麓に。その山の上で神様はモーセを待っておられ、「十戒」があたえられたのです。

ご自分が救い出しご自分の民になさろうとしている民は決して良い民だったからではありません。せっかくエジプトでの奴隷の生活から自由になったのにまたその自由を失わないようにとのただ神様の恵みによるのでした。民は神様の御心にしたがって生きてゆくための「道しるべ」として「十戒」をあたえられました。神様の恵みに応える生活ができるように。本当の自由とは神様から離れない生活です。神様から離れて好き勝手に自己中心的な生活をしてしまう私たちにも、

「十戒」は大切です。完全に守ろうとしても不可能だけれど、守りたいと願い神様により頼んで祈る時、私たちの信仰は深められると信じます。いつも神様から離れないで毎日を過ごしていきましょう。

5月の御言葉

「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じよう重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』」

マタイ22章37節-39

5月の教会学校礼拝

(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)

神様に感謝して祈り、歌います。イエスさまのお話、聖書について学びます。

🌸 お話の聖書箇所と担当の先生は次のとおりです。

5月5日(日)マタイ22:37-39  お話:藤野美樹先生

12日(日)マタイ4:8-10   お話:藤野雄大先生

19日(日)申命記4:15-19  お話:斉藤紀先生

26日(日)マタイ5:33-37   お話:興津晴枝先生


成宗教会学校からお知らせ

🌸 ゴールデンウイークはあっという間でしたね。楽しい思い出はできましたか?教会にきていろいろお話を聞くのを楽しみにしています!新しいクラスにも慣れて、元気に学校に通えるようお祈りいたします。

🌸 6月9日㈰はペンテコステ・花の日礼拝です。

🌸 礼拝でのお話は小学校~中高生にもわかりやすく語られます。教会学校礼拝後には、絵本や工作、ゲームなど、お茶を飲みながら15分ほど楽しい時間を持っています。中高生の皆さんは、大人の礼拝にもご参加をおすすめいたします。大人の礼拝は10時半~11時半です。親子連れの方も、どうぞいらしてください。

2019年3月号

「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」

新約聖書、コロサイ2章3節

このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。


焦 凝先生のお話

聖書:ヨハネによる福音書

「聖霊を信じることとは」

焦  凝

今日はカテキズムの問い23、「聖霊を信じることとは」という問題について、一緒に勉強しましょう。

まず、聖霊とは何かについて一緒に考えてみましょう。霊というと、絵本や小説によく登場する「幽霊」が思い出せます。怖いイメージです。また、ゲームや中世の映画によく登場する精力の「精」を前に着く「精霊」もあります。ゲームや映画の中では、こちらの「精霊」は明るく光るけど、いったいどんな顔をしているかもわからず、宙に浮いていて、動きも不安定です。世の中では、霊を表現する時、このような表現を使っています。怖いこととか、形がわからないとか、動きが不安定なものですっと。これはつまり、この表現を使う人は、霊についてよくわからないからです。自分自身が見たこともないし、周りから見たことのある人もいないからなのです。

キリスト教では、「聖霊」は神様が働く力というふうに解説されています。カトリック教会では、もっとわかりやすい表現があります。「天使」といいます。天は神様を指していますので、天使はつまり神様に遣わされたものということです。

私たちクリスチャンは、天地創造の神様を信じています。また神様の大祭司、私たちを死から救ったキリストを信じています。そして、神様とキリストイエス様と同様に聖霊の力も信じています。聖霊の力が私たちに働いていたから、神様のことやイエス様を信じるようになりました。初めて教会に足を運んだことや、教会にて神様との出会いも、すべて聖霊の働きなしにはできないことと信じています。

私たちは色々な願い事を神様にお願いしています。できるときとできないときがあります。できるときは、私たちは喜びます。聖霊の働きは如何にもわかりやすいです。しかし、できないはどうでしょう。できないときでも、聖霊の働きがあります。その時は、私たちの願いは神様の御心にかなわなかったからです。神様が私達の主です。私たちは神様の主ではありません。私たちは神様を自分の好きなように動かすことはできません。それはやってはいけ ないことです。

ということで、聖霊の働きは常に我々と共にいるということです。今日の聖書箇所では、イエス様がこのように明白に宣言していました。イエス様がこの話をするときは、逮捕される直前でした。その後、皆さんが知っているようにイエス様が十字架にかけられ、尊い命の代価を払っていました。イエス様と共にいる弟子たちはしばらく絶望に陥ることになります。

しかしその絶望の時でも、イエス様がいないときに弟子たちを守ってくれるのは、イエス様がここでいう聖霊だということです。

聖書のほかのところでも、聖霊や天使について、語られる箇所は多いです。神様のご計画を実現するために、聖霊は重要な働きを成し遂げました。今日勉強する箇所から、実は私たちが信じる聖霊は、つねに私たちと共にいることがわかります。イエス様を通して、神様からいただくこと大きな恵みに感謝しましょう!

3月の御言葉

「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」

ルカ19章9-10節

3月の教会学校礼拝

(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)

  • 神様に感謝して祈り、歌います。イエスさまのお話、聖書について学びます。
  • お話の聖書箇所と担当の先生は次のとおりです。
    3月3日(日) マタイ26:13~20 お話の担当… 並木せつ子
    10日(日) 使徒言行録20:32~35 勝田令子
    17日(日) ルカ19:1~10 焦  凝
    24日(日) コリント(一)15:42~49 興津晴枝
    31日(日) ヨハネ17:1~3 並木せつ子

     

成宗教会学校からお知らせ・・・お祈り

  • 3月は卒業や進級の季節ですね。思い出の小学校や中学とお別れして、新しい学校へ進まれる皆さん、おめでとうございます!イエスさまを通して、神さまは私たちに祝福を送ってくださいました。教会学校で学んだことを心にしっかりと受け、希望にあふれて、新しい学校に、新しい学年に進んでください。私たちは教会で祈り、これからも皆さんをお待ちしています。教会で学ぶ神さまからの教えが、一生の宝となりますように。
  • 四月から成宗教会は、並木せつ子牧師に代わって、新しい牧師先生をお迎えします。
    藤野雄大先生、藤野美樹先生です。聖霊の神さまが共にいらして、皆さんにイエスさまの福音を力強く、優しく、美しく伝えてくださいますように!

  • 真の神さまは、イエス・キリストの御生涯に表されました。イエス様を通して、私たちは、神さまの真実を知ることができます。
  • 礼拝でのお話は小学校高学年~中学生にもわかりやすく語られます。礼拝後の活動は幼少~小学生向きですが、何歳でも楽しく参加することができます。中高生の皆さんは、大人の礼拝にもご参加をおすすめいたします。礼拝時間は10時半~11時半です。親子連れの方も、どうぞいらしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年2月号

「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」

新約聖書、コロサイ2章3節

このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。


斉藤 紀先生のお話

(これは昨年12月2日の礼拝で話されたものです。)

聖書:イザヤ書9章1-6節

「平和の君、イエスさま」

斉藤 紀

今日の聖書箇所は、旧約聖書のイザヤ書からです。イザヤという名前の、昔昔の預言者が書いた文章が、旧約聖書の中に出ています。どの位昔かというと、今から2700年くらい前、もちろんイエスさまはまだお生まれになっていません。イエス様のお生まれになる700年位も前のお話です。このイザヤという人は預言者と言われ、神様の力を借りて、未来のことが分かっていたのです。

この人が自分より700年もあとに生まれるイエス様のことを予言しています。

イザヤ書9章6節。「ひとりのみどりごが私たちのために生まれた。ひとりの男の子が私たちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は『驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君』ととなえられる。

すごいですね、イエス様がお生まれになる700年も前に、救い主がお生まれになるってもう分っている方がいたのです。みどりごというのは、赤ちゃんのことです。一人の赤ちゃんがわたしたちのために生まれる。その方は「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。イエス様のことです。

ここで、驚くべき指導者というのは、イエス様は私たちのすべてを知っておられて、私たちを一番よい道に導いて下さる方ということです。次の力ある神というのは、みなさんが、困ったことがあったら、しっかりとお祈りをすれば、助けてくださるということです。次の永遠の父は、私たちが、悲しんでいたり、苦しんでいたり、傷ついていたりするときに、親の心を持って私たちの心を癒して下さるということです。

ここで、最後の平和の君に目を向けてみましょう。もうじきクリスマスですね、クリスマスには、クリスマスの歌を歌います。その中で、もろびとこぞりてむかえまつれ という有名な賛美歌があります。その4番目の歌詞に、「平和の君なるみ子を迎え 救いの主とぞほめたたえよ ほめたたえよ ほめほめたたえよ」とあります。ここに出てくる平和の君とは、誰のことでしょうか、イエス様のことですね、今から2700年も前にイザヤが予言した平和の君が、実際に私たちの前に現れて、そして、それからもう2000年もたちますけれど、今でも平和の君と言われて、わたしたちはあがめて、ほめたたえているのです。

イエス様は、天にいらっしゃる神様のひとり子として、神様が地上におつかわしになりました。いまでも私たち人間のために正しい道を示して下さいます。みなさんが困った時とか、悩んでいるときには、お祈りをして、イエス様に相談してください。そして、イエス様が示してくださる正しい道を歩いてゆけば、わたしたちは困ることはありません。きっとイエス様が私たちの行く道を教えてくださいます。イエス様に相談するってどうしたらいいの?見えないのに、と思うかもしれませんが、大丈夫、イエス様からはみなさんのことがみえています。みなさんはただただお祈りをすればいいのです。

私は去年の暮れにちょっと大きな病気をしまして、病院で手術をしました。手足が動かなくなって、しゃべれなくなってしまいました。でも今はこの通り、普通に動いて、お話できています。絶対に治らないと思われた身体が治ってしまったので、私の担当のお医者様が「僕は無神論者ですけれどあなたを見ていると、神様って本当にいるのだなーと思いましたよ」とおっしゃいました。わたしは言いました。「先生、神様はいらっしゃいます。私、毎週教会に行っているのです。牧師様はじめ教会の方たちがみな、毎日私のためにお祈りをしてくださっていたのです」と。神様は私の命を助けてくださいました。きっとまだ私にはこの世での神様のご用があるからだと思っています。今日こうやってそのことをみなさんにお伝えできるのも、神様のお力によるものと信じています。

2月の御言葉

「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。」

ヨハネによる福音書14章16節

2月の教会学校礼拝

(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)

  • 神様に感謝して祈り、歌います。イエスさまのお話、聖書について学びます。
  • お話の聖書箇所と担当の先生は次のとおりです。
    2月3日(日) マルコ16:19~20 お話の担当… 並木せつ子
    10日(日) 使徒言行録7:54~60 並木せつ子
    17日(日) ルカ21:25~28 並木邦夫
    24日(日) ヨハネ14:16~17 興津晴枝

成宗教会学校からお知らせ・・・お祈り

  • インフルエンザが流行していますが、皆さんお元気ですか。寒さにも病気にも負けないで、そして何よりも、悪いものに負けないように神さまに助けを願いましょう!
  • 真の神さまは、イエス・キリストの御生涯に表されました。イエス様を通して、私たちは、神さまの真実を知ることができます。
  • 礼拝でのお話は小学校高学年~中学生にもわかりやすく語られます。礼拝後の活動は幼少~小学生向きですが、何歳でも楽しく参加することができます。
  • 中高生の皆さんは、大人の礼拝にもご参加をおすすめいたします。礼拝時間は10時半~11時半です。親子連れの方も、どうぞいらしてください。