「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」
新約聖書、コロサイ2章3節
このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。
興津晴枝先生のお話
聖書:歴代誌上29:10~13
「国と力と栄光は神様のもの」
今朝も私たちはイエスさまの教えて下さった{主の祈り}をみんなでとなえましたね。
「6つの祈りもとめ」それが主の祈りです。
- み名があがめられますように。
- み国が来ますように。
- み心がおこなわれますよう
- 日ごとの糧をお与え下さい。
- 罪のゆるし。
- 悪い事からの守り。
そして最後に今日の学びの「国と力と栄光とはすべて神様のものです」としめくくります。じつはこの最後の祈りはイエスさまが教えて下さった「主の祈り」にはなかったのです。
では、なぜ付け加えられたのでしょうか。
それは「主の祈り」を祈ったたくさんの人々の神様への深い信仰によってしめくくりの言葉としてふさわしいと思われたからだそうです。ここでダビデ王の信仰についてお話しします。
ダビデはイスラエルの国の王様でした。人々に敬われ、ほめたたえられ、強い力をもっていて国を治めていました。ダビデは主なる神様に祈りを捧げるための神殿を建てようと思い莫大な寄進をしました。
またその他の部族の長たちも呼び掛けに応じてたくさんの捧げものをしました。ダビデの時代に神殿は建たなかったけれど(息子のソロモン王の時実現)ダビデは自分を選び王として下さったのは神さまであること、自分が手に入れた「国も力も栄」も神様の恵みによって与えられたものであることを知っていました。たとえ、そのいくらかは自分に与えられているとしてもそれはもともとすべて神様のものであり恵みによって与えられたもの。感謝して神様にお返しするのは当然なことと思っていたのでした。これがダビデの信仰でした。
みなさんもよく知っているように世界中には色々な国がありますね。それぞれがその国のルールに従って治められています。でも、もし神様を信じない権力者が自分を神様のように拝ませたりしたらいったいどうなることでしょう。今、その国がどれだけ強く栄えていたとしてもすべてが神様のご計画のうちにあって建てられるのも滅ぼされるのもしらないし、信じようとしないのは本当に愚かな事です。私たちがお祈り出来るのは神様がこの世界のすべてを支配しておられること、天と地にあるすべてのものが神様のお創りになられたものだと認め信じているからです。
神様は愛する一人子のイエスさまを地上につかわして下さいました。私たちの罪をかわりに引き受けて十字架上で死なれ復活されて今は天におられます。イエスさまは私たちが神様へお祈り出来るよう道を造って下さったのです。
主イエス・キリストのお父様である神様を信じてみ名をたたえましょう。
12月の御言葉
「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」
マタイによる福音1章23節
12月の教会学校礼拝
(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)
★ お話の聖書箇所と担当の先生
聖書 | お話 | |
12月 1日(日) | ルカによる福音書1:57~66 | 藤野雄大 先生 |
8日(日) | ヨハネによる福音書1:6~18 | 興津晴枝 先生 |
15日(日) | マタイによる福音書1:18~25 | 焦凝 先生 |
22日(日) | クリスマス合同礼拝 | 藤野雄大 先生 |
29日(日) | ルカによる福音書2:22~35 | 藤野美樹 先生 |
お知らせ
11月より、原則として第4週日曜日は、大人と子どもの合同礼拝(朝10時半~)を守ることになりました。合同礼拝の日は、教会学校の礼拝はありませんので10時半に教会にお越しください。
🌸 12月1日からアドヴェント(待降節)に入りました。主イエスのご降誕を喜びの内に共に待ち望みましょう。
🌸 12月22日(日)はクリスマス合同礼拝を守ります。(朝10時半~)
礼拝後、祝会でお昼やお菓子、プレゼントがあります。ぜひご出席ください♫
🌸 1月5日(日)の教会学校礼拝は休会となります。